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2017年06月10日
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金に限った話ではないですが、買取は贋物との戦いです。偽
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金に限った話ではないですが、買取は贋物との戦いです。
偽物の金をつかまされていた人が、本物と信じたまま買取に持ってくることもあります。
金メッキ製品の表面にレーザーで本物同様の刻印を入れるなどして、プロの鑑定士を欺こうとしてくる悪質な手口もあります。
対して、偽物を見抜く方法も色々あります。
磁石、刻印の入り方に加え、比重計があれば水に沈めた場合の重さの変動をもとに、比重を求め、金の純度を判別することが可能です。
仮に比重計で見抜けないように重さを調整された贋物であっても、昔から使われている試金石検査という方法ならば、硝酸や王水に融けるかどうかも検査することができ、容易に真贋を判別できるのです。
少し前に、金買取業者を名乗る人から電話がかかってきたことがあります。
勧誘の電話にも色々あるとはいえ、金買取の話はこれまでになかったので、まずは話を聴いてみることにしたのです。
いわく、指輪やネックレス、腕時計などの金製品の中で、処分を検討している品物があれば高値で買取してくれるというのです。
それなら色々あったなあと思って、そのお店の名を控え、ネットでも調べてみました。
最近問題になっている事件についてお伝えします。
自宅に業者がやってきて、使っていない金製品を買い取りますなどと言い、二束三文で買い叩いていく、いわゆる「訪問購入」による被害が増加しており、警察や消費者センターの対応も追いついていないようです。
まるで持ち主に利益があるかのようなことを言い、簡単に応じないと見るや、半ば脅しのように迫って買取を進めるというケースもあります。
こうした業者は、ハナから真っ当な取引をするつもりなどなく、普通のお店なら出してくれる契約書なども渡されないので、少しでも怪しいと思ったらすぐに追い帰すのが吉です。
手持ちの金製品を買取に出すとしても、良い買取店を見極める方法で最初は迷うものですよね。
折角売るなら、高値をつけてほしいというのはすべてのお客さんが思うことでしょう。
売却するお店を決める時に役立つのは、口コミやレビューなどでの評価です。
口コミでの人気が高ければ、トラブルと無縁のちゃんとした店であるのが容易に見て取れます。
昨今、街には金買取のショップが溢れていますが、その中では鑑定料、手数料などといった諸費用を無償にしている店ならいいですが、有料の店も少なくありません。
買取時、こういった費用を取る店だったら、最初の提示価格は高くても、諸経費の分、実際に受け取る金額が随分減らされてしまうのです。
こうなると売らない方がよかったかも?と思ってしまいます。
買取を利用する際には、どういう費用が発生するかは事前に確認しておくことです。
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