|
2018年11月17日
|
|
普通のサラリーマンが普通に手持ちの金製品を売る程度で
|
普通のサラリーマンが普通に手持ちの金製品を売る程度では、金買取に伴う税金は、控除枠などを適用して実際にはゼロになります。
お店のほうでは、日々多くの金製品を売り買いしていますので、所得額の申告を行い、結構高い税金を課せられているでしょう。
それに対して、個人の取引額は微々たるものです。
そうは言っても、法律が変わることもあるので、知り合いに詳しい人がいれば聞いておくというのも一つの手だと思います。
純金以外にも、金には沢山の種類があることを知っていますか。
純度は「○K」という形で表され、最大は24K(純金)です。
合金、つまり純金ではなく他の金属が混ざっている場合は、18Kなど、数字が24以下になります。
金の割合が75パーセントなら、100分の75ですから24分の18で、18Kになります。
金に混ぜる「割金」(銀や銅、パラジウムなど)の組合せにより、銅を多く混ぜればレッドゴールド、銀を多く混ぜればグリーンゴールド等と、金以外の部分の比率によって合金自体の色合いが変わるのです。
手持ちの金を買取してもらうときに、大切なのは純度だということです。
金に限った話ではないですが、買取は贋物との戦いです。
買取ショップに偽物の金製品を持ち込む詐欺のケースもあります。
金メッキ製品の表面にレーザーで本物同様の刻印を入れるなどして、業者を誤魔化して、本物の金として買取させる詐欺も古くからあります。
対して、偽物を見抜く方法も色々あります。
磁石、刻印の入り方に加え、比重計があれば比重の違いから、偽物であることはすぐに判明します。
また、中には比重計で見破れないタングステン製の偽物なども存在しますが、試金石と呼ばれる黒い石に品物を擦り付けて色合いを見る「試金石検査」なら、一定の薬剤に融けるか否かで、本物の金かどうかを判別できるので、簡単に見分けられます。
この方法は江戸時代には既に使われていたといいます。
最近はどこでも金買取の店を見かけるようになりました。
利用時の注意点は、一にお店選び、二にも三にもお店選びです。
広告に出ている買取額以上に、詐欺などではなく本当に信頼できる商売をしているのかを十分見極める必要があるでしょう。
少しでも怪しげな点がある店は手を出してはいけません。
買取額が他と比べて高い場合は特に注意してください。
見た目の買取額だけ釣り上げ、手数料やその他の名目でお金を取る場合もあるので、できれば見積に出す前に確かめられるといいでしょう。
金買取を利用してみたいと思っても、買取ショップが近所にない方は、店頭に行かなくても、郵送買取を利用すれば買取してもらえます。
ネットで簡単なフォームに個人情報を書き込んで送信すると、品物を送る専用の容器が送られてくるので、査定してほしい品物を入れて送り返します。
しばらくして、メールで査定額を教えてもらえるので、承諾の返事をした時点で買取が成立となり、銀行口座への振込で買取代金を受け取れます。
|
|
トラックバック( 0 ) コメント( 0 )
|
|
|
|
|
|
|
|